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執筆者の写真笑い太鼓

講演会「第23回 なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」参加のお礼

更新日:2020年2月22日


2020年2月15日、あいトピア(豊橋市前畑町115番地 豊橋市総合福祉センター)にて三軒茶屋内科リハビリテーションクリニック院長 長谷川 幹 氏および、当事者5名を迎え「第23回なるほど!なっとく!!高次脳機能障害」を開催いたしました。当日は184名ものご参加をいただき、無事終了することができました。


高次脳機能障害をお持ちの当事者が社会参加に向けたリハビリをする中で必要な「主体性」をテーマに第1部で長谷川 幹氏からのお話を伺い、第2部で発症後長い年月をかけて主体的に地域で様々な役割を担っていらっしゃる5名の当事者の方にこれまでのリハビリや、活動に至った経緯を語っていただいたり、実演していただいたりしたほか、会場に設置したパネルや展示台に当事者が作成した模型やクラフト、絵画などを掲示し、紹介させていただきました。

長谷川先生のお話に、支援には「家族、当事者の症状理解、対応に、数年かかることはあたりまえ」であり、「年単位の支援を継続する」ことが必要であり、伴奏ではなく伴歩が必要となるとありました。また支援者、家族を含め周りの人たちの環境が大切であり、本人たちの社会参加を目指すためには、主体性を発揮できるような環境(自己決定できる環境)づくりが大切とお話しされており、第2部での本人たちの主体性を発揮した活動の発表をとおして、より具体的にご理解いただけたのではないかと思います。



 アンケートでは、今回のテーマである主体性について改めて考えた、と回答された方が多く、医療、福祉関係者からは、日ごろの支援を見直すきっかけになった、回復過程や年単位の回復支援を心がけていきたいなどの声も上がっております。また、2部の当事者によるそれぞれの社会参加の発表は、大変好評で、「もっと話が聞きたい」との声が多く、中には、1部の講師の話の延長で、「回復過程でどんなご苦労があったのかも聞きたかった」とか、当事者やご家族からは、「希望が持てた」、「励まされた」という声が多く書かれており、参加いただいた様々な立場の方たちどなたにも1部2部をとおした講師、発表者の気持ちを汲んでいただけたと思います。

当事者ご家族も含め、行政機関をはじめとする各方面でご活躍されている184名の皆様が、ご多忙のなかご来場頂けましたことへ感謝いたしますとともに、後援名義使用へのご理解ご協力を賜りました愛知県はじめ名古屋市、豊橋市、並びに愛知県作業療法士会、愛知県言語聴覚士会、愛知県医療ソーシャルワーカー協会関係者の皆様に、改めて御礼申し上げます。

誠にありがとうございました。


<参加者内訳>

行 政 ・・ 4名

医 療・・25名

福 祉・・87名

家 族・・33名

当事者・・28名

その他・・ 7名

合 計・・184名


令和2年2月17日

特定非営利活動法人

高次脳機能障害者支援「笑い太鼓」

理 事 長   河 合 秀 矩





第2部 登壇者の皆さん



質疑応答の様子







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